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今日、バイトの帰りにバスを待っていると韓国人と思われるご夫婦が歩いて来ました。 私は『ああ、韓国人ぽい顔立ちだな~…』と考えながら視線を外し音楽を聴いていました。 すると、そのご夫婦が近寄って来てカタコトでしたが『●●(ホテル名)って何処ですか?』と尋ねてきました。 イヤホンで音楽を聞いていたため、まったく聞こえず慌てて外して訊き返し『そのホテルならここから見えますよ、そこの信号を左に行くと…』というと案の定ハッキリとは通じておらず、身振り手振りでご案内。 なんとか分かって頂けたようで、歩き出したご夫婦。 去り際に『ありがとう』と一言残していきました。 本来、必要に迫られなければ学ぶはずもない他国の言語。移住するわけでなく、一時の旅行を楽しむ程度であれば本格的には学ばない。要は必要最低限の言葉しか勉強しない。 その中に『ありがとう』という言葉があった。 それだけ大事な言葉って事ですよね。 普段、当たり前のように使っている言葉ですが今回の事でどれほど大切な言葉なのか再確認した気がします。 そして、どれだけ嬉しい言葉なのかということも。 周囲に他にもたくさん人がいたのに、私を選んでくれてありがとうと伝えたいくらいです。 気付いたら知らないうちに深々と礼をしている自分がいてちょっと恥ずかしかった^^; 多分、私を選んだ理由は周りにいた他の人たちがほとんど年配の方だったからだと思いますけどねw 津軽育ちの年配グループはナチュラルに訛ってますし(もはや日本語とは言えないレベルも稀にw)、そして冷たい人が多い。そして、逆に不良っぽい人がやけに優しかったりしますw いいなぁ、『ありがとう』って言葉。 本当素晴しい言葉だと思うよ。 そもそも「ありがとう」を漢字表記にすると「有難う」つまり、有ることが難いという意味で本来、滅多にないなど稀なものを指す言葉だった。 それが今、感謝の言葉として広く伝わっていると考えると 『誰かに何かをしてもらえるということは、それほど希有なこと』 ということですよね。 日本語って自国の言葉だから当然のように日常的に使っているが、いざその言葉の意味を深く考えてみると奥が深い。 日本語って素晴しい…。 そして、美しい。 なんというか、普段自分が使っている言葉が如何に汚いか思い知らされました…。 ありがとう名も知らぬご夫婦よ。 今まで言われた『ありがとう』の中で一番響いた。思いだしたら泣きそうになってきた;; いかんな、年をとると涙線が(笑)